私はわたしの冒険を。
最近クリエイツのwebページアクセス数が伸びている。
これは「植村直己冒険館」と「どんぐりbase」の恩恵だわ。
今回この二つのアートディレクションを担当しているけど、建物のデザインは東京の栗生総合計画事務所さま。
そして私の制作物にもたくさんのスタッフの声が活かされている。
何一つとっても自分の力だけではないと言える。
昔は全部自分の思い通りにできれば完璧なものになると思っていたけど(いや、どんな思い上がり?)デザイン自体そもそもそんなモノではないらしい。
それはただの自己満。自己満は膨らまない、愛されない、広がらない。
だから難しいし、奥深いし、そしてしっかり考えを聴く、伝えるコミュニケーション能力と、あきらめない気持ちと、色々いるわけですな。まだまだこのしっかり聴く、伝える、が甘い…!
きっとデザイナーとしてバリバリやれるのもあと20年くらい、たった、20年。
20年でどこまで行けるかな。
そんなことを考える今日この頃。(最近ようやく一息つけました)
一生この仕事をしても絶対に極められないけど、ずっと面白がってやっていけたら幸せ。
植村直己さんの冒険に触れて、改めて自分は自分の冒険を極めようと思う。
少しお話し変わって。
4月から息子がこども園に通い出しました。
こちらは息子の冒険。毎日泣いてる、担任の先生の顔を見てさらに泣く、、、がんばれー!
床に這いつくばって泣く姿を置いてこども園を後にするのは辛い。
こちらは母の試練。
それぞれの春、新しいことが万歳だし、世界は不安なことだらけ。
それでも何かできることはないか考えて少しづつやってゆきたいと思う。