お仕事

ゆめろん。

パッケージデザインなどする際に少しでも完成品に近い状態で見ていただくために試作を作ることがよくあります。でも、わたくし工作はあまり得意でないので箱一個作るのに軽く5箱分くらい失敗します。

こういう時に思い出すのは幼馴染のなんでもできちゃうある友人のこと。彼女は本当にすごい。まず、頭がいい(国語算数理科社会すべて成績がよかった)、字が綺麗、絵がうまい、センスがある、友達思いで優しい。クラスの人気者。彼女とは保育園から中学校までずっと一緒。まあ、高校は言うまでもなく頭の差で離れちゃったけど。とにかく何をやらせてもだいたいトップ!(体育は普通だったな)わたくしだって学力で負けても、図画工作では負けない!って自信はあったが、彼女には図画工作でも全く勝てない。クオリティーが全然違う。

そんな彼女は現在小学校の先生で、かれこれ10年ほど勤め、学年主任もやっている。生徒のことを話す時、ニコニコしてとても楽しそうで、子どもにとってもいい先生なのだということがうかがえる。まあ、でもデザイナーになっていたとしても大いに成功していたと思う。
彼女が帰郷した際「なっちゃんの仕事すごいと思う。尊敬するよ」と言ってくれたけど、「◯◯(彼女の名前)がデザイナーになってたら私はならない」と答えた。と言うのも、もし、彼女が幼い頃からデザイナー志望なら私は絶対無理。私なんかがなれる職業じゃないとはなから目指していない。

だから、結局才能ってのより、好きだと思って選んだ職をどれだけ諦めずに長く続けられるかってことで夢といわれるものが叶うんじゃないか。あと運もあり。その点で私はとてもラッキーだと思うし、ありがたいなと感謝する日々なのです。夢論語っちゃった(テヘ)
ま、私もまだまだ夢を叶えるのはこれからだけどなーーーー!うおーーーーー!

いやだからね、なんとか箱もできましたよ。

彼女の手描きの年賀状に毎年嫉妬させられる。手描きでサラッと素敵なの。くそー!
と、同時にこんな人がライバルじゃなくてよかったぜ。とホッとしている。

こんなこと思っているなんぞ、彼女は知るまい。

 

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